お中元には、低スペック機にWindows 10 Insider Previewを載せたが、暑中見舞は実用機である。
Windows 7 Home Premium 64ビットをクリーン・インストールし、そこからWindows 10にアップグレードした。
手間は掛かったが、特段のトラブルなし。
東京から戻った後、7月19日の深夜から作業を開始し、Windows 10のリリースを待っていたので、発送したのは7月31日の16時頃であった。
ハードウェアのスペックは下記の通り。
機械番号: ThinkPad R61(8932-A16)
プロセサ: Core2 Duo T7100 Centrino (1.8GHz)
メモリー: 2.5GB(2GB+512MB)PC2-5300
HDD: 80GB
FDD: なし
光学ドライブ: CD-RW&DVDコンボ
ディスプレイ: 15.4インチ WSXGA+(1680画素×1050画素)
その他: Intel X3100、無線LAN(a/b/g)、UltraNav、指紋センサ
バッテリー: 6セル(92P1142) 新品
ソフトウェア: Windows XP Professional
状態: Aランク
画面の状態: Aランク
備考: IBM logo
先ずは、本体ハードウェアの動作チェックを行なった。
次に、ThinkPad W500二号機から外してThinkPad R61四号機に入れていた、250GB7200rpmのHDD。
玄人志向の「玄立」(KURO-DACHI/CLONE/U3)に入れて、ThinkPad R61一号機にUSB2.0で接続。
全ボリューム(パーティション)を削除。
HDDの動作チェックを行なった。
ELECOMのノートPCバッグBM-IB017BKを添付。
7月21日の深夜、ThinkPad R61六号機と250GBのHDDの検査が成功裏に完了したので、HDDを80GB5400rpm(39T2885、写真左)から250GB7200rpm(45N7269、写真右)に換装した。
Windows 7 Home Premium(Service Pack 1)64ビットをインストール。
32ビットにするか64ビットにするか、迷った。
ThinkPadはけっこう最近の製品でもプリインストールは32ビットがが普通であるし、Core2 Duoは64ビット命令を実行できるものの直接実行ではなくマイクロコード実行である。で、32ビットに傾きかけたが、手許のIBM ReferbishedのThinkPad R61が軒並み64ビットであるので、これからは64ビットの時代と考え、64ビットに決定した。
Windows 7インストールがすんなりと完了し、オンライン認証も成功した。
底面にWindows 7のCOAラベルを貼って、7月22日早朝の作業は終了。
7月22日1230から始めた一度目のMicrosoft Updateに、合計約5時間5分。
更新の確認に約65分を要し、200重要15オプション。
198重要更新(839MB)のダウンロードに約40分を要した。
198更新のインストールに約200分を要し、198成功0失敗。180個目のInternet Explorer 11に特に時間が掛かった。
Microsoft Updateの後始末(再起動後の、更新プログラムの構成)に30分以上、掛かった。
Microsoft Updateのインストールの遅さも相まって、このマシンは鈍足ではないかという不安に見舞われた。
そこで、エクスペリエンスインデックスを測ってみたところ、「プロセッサ」のサブスコアは4.8と、同じプロセサのR61一号機の4.6よりも高い値が出た。「メモリ」は4.8で同じ、「ハードディスク」も5.9で同じだった。
Core2 Duoに64ビット命令を実行させるペナルティは、杞憂だったようだ。
7月22日の夜遅く、下記のように、やっと、Microsoft Updateが終わった。
1重要更新をインストール。(10分)
更新プログラムの確認。31重要14オプション。(5分)
29重要更新(392MB)ダウンロード。(5分)
更新インストール。(60分)
更新プログラムの構成。(5分)
1重要更新ダウンロード&インストール。(1分)
1重要14オプション更新(178MB)ダウンロード。(7分)
更新のインストール(1つは除外された)(Microsoft Security Essentialを含む)。(20分)
更新プログラムの構成。(3分)
更新なし。
更新プログラムの確認。15重要1オプション。(5分)
14重要更新ダウンロード。(2分)
更新のインストール、5失敗。(20分)
更新プログラムの構成。(3分)
1重要1オプション更新インストール。(10分)
更新なし。
更新プログラムの確認。4重要。(3分)
4重要更新(11MB)ダウンロード。(4分)
更新のインストール。(1分)
更新プログラムの構成。(2分)
更新なし。
更新プログラムの確認。更新なし。(5分)
7月22日の深夜、ThinkVantage System Update5.06.0037インストール。(蛇足だが、このユーティリティーは、Windows 10対応済みである)
ThinkVantage System Update実行。
0重要10推奨2オプション。
11パッケージ成功。(何か1個除外された)
再起動後、自動的にThinkVantage System Updateが起動し、残りの1パッケージのインストールを行なおうとするが、適用外と表示。(MicrosoftのWindows 7更新プログラムKB2661796)
Microsoft Update実行。
更新プログラムの確認。1重要1オプション。
更新プログラムのダウンロード&インストール。
ThinkVantage System Update実行。
先程と同じ、MicrosoftのWindows 7更新プログラムKB2661796のみが表示され、インストール不能。
Microsoft Update実行。
更新プログラムの確認、更新なし。
再起動しても、通知領域に、Windows 10アップグレード予約のアイコンが出ない。
このマシンの場合、出ないと困るのだが。
通知領域への表示が出てない状態では、アップグレード予約できないようだ。
http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/Default.aspx
インストール履歴を見たところ、KB3035583は載っていた。
何故アイコンが出ないのか分からぬ。
一旦アンインストールしてから、Microsoft Updateで更新プログラムの確認をしてみたところ、候補に出たので、インストールした。しかし、アイコンは出ない。
色々やってみたが、やっぱり、駄目。
ところで、新品の筈のバッテリーの満充電容量が、15Whしかない。(本来の容量の3分の1ぐらい)
「バッテリー内部ゲージのリセット」を実行。
7月23日の朝、バッテリー、18Whにしかならなかった。
使用開始が2008年3月であることも考えると、新品バッテリーでオーダしたのに誤って古いバッテリーのままで出荷されたと思われる。
バッテリーを、買い置きの新品に、交換した。
7月23日の朝、何もしてないのに、通知領域に表示が出た。
早速、アップグレード予約した。
Windows Update画面にて、アップグレード予約が完了していることを確認できた。
7月23日の深夜、Lenovo Solution Center2.8.004をインストールした。
指紋認証装置など、幾つか動いてないデバイスがあることが分かるが、通常使用には差し支えない。
Lenovo Solution Centerをインストールしたので、ThinkVantage System UpdateとMicrosoft Updateを実行してみたが、新たな更新はなかった。
これで、後はWindows 10のリリースを待つばかりとなった。
IBMロゴのWindows 10マシンという、非常に貴重な代物の完成まで、カウントダウンである。
7月28日、Microspoft Update。いつアップグレードをインストールできるようになるかの表示は未だ現れず。1重要1オプションの更新、成功。
7月28日の深夜、日本時間7月29日になったが、予想通り、何も起きず。
7月29日の夜、順番待ちのようだ。
> 無償アップグレードは段階的に提供されます。準備ができたらお知らせします。
7月30日の昼、まだ何も起きないので、業を煮やして、手動ダウンロードすることにした。
http://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
7月30日の夕方、Windows 10へのアップグレードは、成功裏に終了した。(デュアル・ブートにはできなかった)
しかし、Microsoft Edge使用中にWindowsがハングすること頻発。
Windows Updateをかけてみたところ、4更新。その後は、フリーズしてない。
7月30日の晩、色々試したが、正常のようだ。フリーズも1回もない。
ThinkVantage System Updateで、適用可能パッケージなし。
7月31日の朝、2GBのThinkPad R61七号機で、Windows 7のWindows Updateの際にメモリー不足のウォーニングが出たので、64ビットWindowsでは2GBでは不足の可能性が大。
本機の2.5GBも不安を覚えたので、4GBに拡張した。512MBのモジュールを抜き、バッファローの2GBのモジュールを入れた。
Lenovo Solution Centerを用いてハードウェアの診断をする。
全体の概略テストとメモリーの詳細テストが、成功裏に完了。
7月31日の昼過ぎ、梱包が完了。
受け取った側で最初からのやり直しも出来るようにとWindows 7 Home PremiumのDVD-ROMを同梱したが、32ビット版と64ビット版の両方を入れた。プロダクト・キーは、32ビットも64ビットも共通で、底面のCOAラベルに表示されている。
7月31日の16時ごろ、郵便局より発送。