› ちゆきの懸想文 › 新型コロナのワクチンで「副反応が強いほど効いてる」という誤解

2021年08月10日

新型コロナのワクチンで「副反応が強いほど効いてる」という誤解

 新型コロナのワクチン接種で、副反応が強かったから免疫が強力に付いた筈、と仰る方が多く居らっしゃいます。

 此れは、誤りです。現代のワクチンでは、其のようなことは無いのです。況してや、mRNAワクチンでは、弱毒化した病原体を体内に入れるのではないので、原理的にも、ありません。

 では、多くの人が「誤解」してる理由は何でしょうか。
 恐らく、昔の「種痘」の伝承から来ています。
 下記の新聞記事の引用をご参照ください。


> さて、ワクチンを接種した後、私の経験したようなつらい症状が出る「ワクチンA」と、そのような症状が全く出ない「ワクチンB」があったとしましょう。どちらが「良い」ワクチンだといえるでしょうか?

> 「当然ワクチンBにちがいない。副反応が全くないワクチンがあるんだったらそれが一番いいに決まっているじゃないか!」

> 現代では、そう捉えるのが一般的でしょう。ところが天然痘ワクチン「種痘」ではまったく事情が異なります。感染して症状が出ることが前提となっているワクチンですから、発熱や発疹などの症状が出れば、「善感(ワクチン接種成功)」、症状が全く出ない場合は「不善感(ワクチン接種失敗)」と判断されます。

<ワクチン副反応を漢方医学の視点で考える(毎日新聞医療プレミア、6月6日)>
https://mainichi.jp/premier/health/articles/20210603/med/00m/100/005000c



この記事へのコメント
まん延防止対策、デルタ株で
感染しているようです
次はラムダ株になりそうです
すでに空港で見つかっています

変異株「ラムダ株」は南米で
猛威「最凶」といわれる
特徴はウイルスの10倍以上、
ワクチン効果は5分の1に
なってる可能性もあります
十分に注意して準備して下さい

ウイルス量は一万倍かもしれません
量はすさまじく二重マスク、
フェイスシールドしている
ところもあります
Posted by メリーuメリーu at 2021年08月11日 00:08
 メリーuさん、こんばんは、いらっしゃいませ。

 ラムダ株(アフリカ株)ですか、数か月以上前から話題になってますが、まだ全貌は掴めませんねぇ。既存ワクチンの効きは数分の1と言われてるものの、まだ知見が不充分です。感染力や、重体になる頻度も、既存株より高いといわれてますが、やはり知見が不充分です。
 仰ってる「ウイルスの10倍以上」「ウイルス量は一万倍」は、意味が分かりかねます。
 尚、欧米製薬各社はmRNAワクチンを開発中と聞きました。
Posted by ちゆきちゆき at 2021年08月11日 20:38
 アフリカ型はデルタ株で、ラムダ株は南米型でした。
Posted by ちゆきちゆき at 2021年08月12日 17:31
 アフリカ型はガンマ株でしたね、度々済みません。
Posted by ちゆきちゆき at 2021年08月13日 11:33
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