› ちゆきの懸想文 › ThinkPad 240Z(2609-82J)にLinuxは載るかトライ

2011年03月19日

ThinkPad 240Z(2609-82J)にLinuxは載るかトライ

 シバケンの天国の「みんながパソコン大魔神」に投稿した内容です。




2011/03/12 (Sat) 05:10:14

 旧式の低性能のマシンの活用にGUIのLinuxを載せてみることが出来るか、トライしてみます。

 2609-82Jは十年ぐらい前のマシンです。携帯機240Zシリーズの小型筺体にXGA画面を搭載した、当時としては高級機です。
  Pentium3 600MHz
  XGA(1024×768)
  64MB 20GB
  Windows 2000

 Linuxは当然、軽量ディストリビューションが必要です。
 取り敢えず、Damn Small Linuxを選択してみました。(今後の状況により、変わり得ます)

 さて、ダメモトで、CD-ROMのISOトラック・イメージをCD-Rに焼き、IBM純正CD-ROMドライブ33L5151を繋ぎました。
 しかし案の定、この時代のマシンは、CD-ROMからブート出来ませんでした。

 マサカ無理だろうと思いつつ、Windows 2000中からCD-Rを呼び出してみましたが、Windows上で動くインストーラは入っていませんでした。




2011/03/12 (Sat) 06:29:40

 では、Windowsリカバリー時と同様、FDにブート・ローダを書き込んで置き、それを使ってブートしよう。
DSL Wiki:Boot Floppies

 でもって、ブート・ローダFDを入れたIBM純正USB接続FDDを繋ぎ、240Zを立ち上げ...
 FDは無視されました。

 思い出しました、この時期のIBM機はUSB接続FDDからブート出来ず、専用インタフェースのFDDが必要だったのです。
 リカバリーに使ったことが有るので家の中の「どこか」にはFDDがある筈。問題は、「どこに」あるかです。
 さて、探検が始まってしまいました。




2011/03/13 (Sun) 17:47:13

 せっせと探したです。
 でも見付からず。

 今は使う人が殆んどいない(サポート終了したOSが載ったマシン用だから)ため、中古FDDは格安なので(送料の方が遥かに高い・・・FDDが100円で送料が900円)、思い切って発注してしまいました。

 FDDが届いたら、続きを書きます。




2011/03/17 (Thu) 01:58:43

 3月16日の晩、FDD(05K8990)が届きました。動作テストの結果は正常。

 FDDにブート・ローダFDを入れ、CD-ROMドライブ(33L5151)にDamn Small LinuxのCD-Rを入れ、起動。
 見事に、CD-Rからのブートが始まりましたが、沢山のエラーメッセージの後、Kernel panicで止まってしまいました。
 何回か試しましたが、結果は同じ。
 あ~あ。

 SystemRecoverCdを立ち上げようとしましたが、駄目でした。このFDはDmn専用の様です。

 で、いろいろいじっているうちに、記憶違いに気付きました。
 メモリーは、64MBではなくフル実装の192MBだったのです。
 だったら、他のディストリビューションも載るかもしれません。

 先ず、Ubuntu Netbook 10.10です。
 Windows2000中から起動できないかと試みた(Windows2000稼働中に、CD-Rを挿入し、出てきたメニューから「デモおよびフルインストール」を選択)ら、マシンを再立ち上げしろと言われてしまいました。
 ライブ起動を試みましたが、駄目でした。(このFDはDmn専用の様です)
 HDD空きが11GBもあるので、Windows2000 ファイルシステム内にインストールしてみることにしました。Windows2000稼働中に、CD-Rを挿入し、出てきたメニューから「Windows内にインストール」を選択。インストールサイズは8GBとしました。若しこれが上手く行けば、FDDは不要だったことになります。インストーラは、自身が動作するのに256MBないと誤動作の恐れが有るというウォーニングを出しましたが、他に選択肢はないので続行。長時間が掛かりましたが、インストール出来たように見えました。しかし、再起動してインストールの仕上げをしようとすると、暫くして、BIOSが「EEPROMを壊されそうになった」というメッセージを出し、ハング。駄目でした。取り敢えず、Windows2000のエクスプローラで、仮想ディスクを削除。

 さて、どうしましょうか。




2011/03/17 (Thu) 06:15:58

 33L5151に媒体を入れず、05K8990にブート・ローダFDを入れただけの状態でも、同じ結果(Kernel panic)になりました。

 別途ブート・ローダを用意する必要があるようです。

 PC DOSはJ6.3/Vを持ってます。
 そして、33L5151用のDOS上ドライバは公開されています。
USBポータブルCD-ROMドライブ(P/N 33L5151)ドライバー(DOS)
 これらの組み合わせで、CD-ROMからブートできる環境が作れると思います。
 今日は朝から病院なので、続きは後日。




2011/03/18 (Fri) 01:34:26

 最悪の状態にしてしまったようです。
 Windows2000も立ち上がらなくなりました。

 FDから立ち上げたPC DOSでFDISKしてて、誤って「非DOS区域を削除」してしまったのです。

 仕方なく、HDDにPC DOSをインストールしようとしたら途中で2枚目ディスケットを要求されました。そんなものはありません。
 調べたら、1枚目以外の残り8枚は、PC DOS旧版インストール済みHDDから自分で作るか、4千円で買えとのことでした。(販売は平成7年で終了してます)




2011/03/18 (Fri) 14:25:56

 「リカバリーCD起動ディスケット」を使えば、CDからのブートが可能かもしれません。
 で、レノボ・ジャパンに問い合わせたところ、リカバリー・メディア販売窓口では扱っておらず、補修部品販売窓口扱いになるだろうと思うが、3月11日の地震の後、該部門は音信不通とのことです。
 IBM時代にはBIOS・ドライバー・サポートセンター(だったと思う)というのが有って、メディア全般を販売していたのですが、聞いてみたら、該窓口は今は存在しないとのこと。




<求む>ThinkPad240Z(2609-82J)用リカバリーCD起動ディスケット

2011/03/18 (Fri) 17:55:33

 余剰ディスケット(フロッピディスク)をお持ちの方、是非、お譲り願います。

 2609-82J用でなくても2609系の240Zやi1124用なら使えると思います。

 因みに、Windows2000用リカバリーCDも付いてれば、尚、嬉しいです。



この記事へのコメント
 ThinkPad i1124(2609-93J)用リカバリーCD起動ディスケットを入手しました。
 しかし、作業用のブランクのディスケット(フロッピディスク)の手持ちが切れていたので、買いに行ったら、3軒の店を回っても置いてありませんでした。手配しましたが、みずほ銀行のトラブルで送金が遅れたため、まだ届いておりません。
 ブランク・ディスケットが届いたら、暇を見て作業します。
Posted by ちゆきちゆき at 2011年03月26日 09:09
DOSの場合mscdex.exeがあればDOSからCDを認識できますよ。もちろんDC-ROMデバイスドライバの組み込みもします。
Posted by takubo3 at 2012年02月07日 23:13
DC-ROMではなくCD-ROMでした。失礼!
Posted by takubo3 at 2012年02月07日 23:15
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
ThinkPad 240Z(2609-82J)にLinuxは載るかトライ
    コメント(3)