
2015年08月11日
ThinkPad R61七号機(1680×1050)にWindows 10 Pro 64ビット
ThinkPad R60e<お中元>では、Windows 10 Insider Preview 32ビットをクリーン・インストールした。
ThinkPad R61六号機<暑中見舞>では、Windows 7 Home Premium 64ビットをクリーン・インストールし、Windows 10 Home 64ビットにアップグレードした。
今回は、アプリケーション・ソフトウェアが載っているWindows 7 Professional 64ビットのマシンを、Windows 10 Pro 64ビットにアップグレードしてみた。
今回のマシンは、自分用である。Windows 10 Insider Previewをビルド10074の頃から試用していたThinkPad R61五号機が冷却ファン故障のため、ThinkPad R61七号機を引っ張り出したものである。尚、ThinkPad R61五号機のHDDは80GBであったが、今回はアプリケーション・ソフトウェアとデータを載せるため、HDDは320GBとする。
因みに、ThinkPad R61の中でも後期モデルの8930-AB1なので、ThinkPad R61五号機やThinkPad R61六号機と違って、「IBMロゴ」ではない。
アプリケーション・ソフトウェアとデータが載っていると言っても、普段に使ってるマシンを使うのはリスキーであるから、Windows 7 Professional 64ビットがクリーン・インストールされてるマシンに、普段用マシンからアプリケーション・ソフトウェアとデータを写したうえで、アップグレードする。
ハードウェアのカタログ・スペックは以下の通り。
機械番号:ThinkPad R61(8930-AB1)
プロセサ:Core2 Duo T8100(2.1GHz)
メモリー:1GB(PC2-5300)
HDD:120GB
FDD:なし
光学ドライブ:CD-RW&DVDコンボ
ディスプレイ:15.4インチ WSXGA+(1680画素×1050画素)
その他のデバイス:Intel X3100,無線LAN(a/b/g),UltraNAV,指紋センサ
ソフトウェア:Windows 7 Professional 64ビット
その他:IBM Referbished PC(リカバリメディアの作成はできません。ハードディスク領域からのリカバリは可能です。)
実際のハードウェアは、IBM Refreshed PCに過ぎなかった。
蓋を開くと、電源を入れる前に、一目瞭然な不良品(写真参照)。マァ、簡単に修理できたが。
システムのプロパティでは、メモリーは2GB入っていた。取り敢えず、増設せずに、やってみることにする。
ThinkPad R61六号機<暑中見舞>では、自身でWindows 10をダウンロードしてインストールした。
これに対し、今回は一回DVD-RにISOイメージを焼いてみることにした。
Insider Preview ビルド10162のISOイメージを焼いたDVD-Rではデュアル・ブートが可能だったため、こうすれば、若しかするとデュアル・ブートが可能になる可能性があると期待してのことである。
http://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
7月30日の晩、「玄立」を使って、120GB5400rpmのHDD(42T1499,HGSTのHTS542512K9SA00)から320GB5400rpmのHDD(マーシャルのMAL2320SA-T54)に中身をコピィした。
HDD内でリカバリー領域が後ろにあると面倒だが、幸いなことにリカバリー領域が先頭にあるため、面倒なツールを使ってリカバリー領域を移動させる必要がなく、プライマリーパーティションを単に「ボリュームの拡張」するだけで済んだ。(そうでなかったら、パーティション・マスター・プロフェッショナルを使うだけのことだが)
HDDを交換したThinkPad R61七号機は、正常に立ち上がった。
次は、Windows Update等である。
7月30日深夜にWindows Updateを始めたのだが、196更新プログラムのうちの181個目をインストール中に朝食時間が来てしまったので、Windows Updateを強制的に終了した。
シャットダウンすると、更新プログラムの構成に30分ぐらい掛かった後、0745に電源が切れた。
で、朝食後に電源を入れると、「更新プログラムの構成に失敗しました」「変更を元に戻しています」の表示が続いた。
約6時間を掛けた180更新の全てがおじゃんになったのかどうかは、まだ分からない。
尚、181番目の更新中にメモリー不足ウォーニングが出ていた。64ビットWindowsには2GBでは不足なのかもしれない。話が逸れるが、ThinkPad R61六号機<暑中見舞>の2.5GBにも不安を感じたので、ThinkPad R61七号機の作業を一時中断し、ThinkPad R61六号機<暑中見舞>のメモリーを4GBに換装した。
閑話休題、7月31日の10時前、自動的に再起動した。
更新は、約5個を除いて、軒並み失敗していた。
その後、ずっと、Windows Updateを行ない、15時過ぎに、更新プログラムの確認を行なっても更新なしと表示された。
所用のため、丸2日ほどの間が開いたので、8月2日の午後、Windows Updateを実施。新たな更新なし。
次は、Microsoft Update。
4オプション。(Microsoft Security Essentialを含む)
いつまで待ってもインストールが始まらない。Microsoft Updateを強制終了。すると、Microsoft Updateウインドウの後ろに、Microsoft Security Essentialの会話型確認画面が隠れていた。
Microsoft Update再実行。4成功0失敗。
Microsoft Update、1オプション(Microsoft Security Essentialの定義の更新)。成功。
Microsoft Update、更新なし。
次は、ThinkVantagee System Update5.06.0037インストール。
ThinkVantagee System Update実行。1重要9推奨2オプション。
ThinkVantagee System Updateは、 MicrosoftのWindows 7 Update Module KB2661796 64bitを残して正常(ThinkPad R61六号機<暑中見舞>と同じ)。
その次は、Lenovo Solution Center2.8.004インストール。
Lenovo Solution Center実行。
相手がいないので無線LAN関係が引っかかった他に、SMARTドライブ・セルフテストで警告が出た。
HDDの包括テストを実施する。SMARTドライブ・セルフテスト以外に異常なし。
CrystalDiskInfo6.5.2インストール。
CrystalDiskInfoでは異常は検出されず。
Lenovo Solution CenterのHDD包括テストでも、トータルは正常と表示されてたので、良しとする。
また所用のために間が空いて、8月7日の夜遅く、ファイナルパソコン引越し9plusをインストール。
ThinkPad R61一号機(普段用マシン)から本機(ThinkPad R61七号機)に環境を写し始めた。
因みに、Microsoft OfficeやAdobeの各種アプリケーション・ソフトウェアは、ライセンスの関係で、写さなかった。
8月8日の1250に、環境写しが完了した。
32ビットWindows 7から64ビットWindows 7に環境を写したせいか、Shuriken2014や携快電話21や救出ファイル復元など、動かぬソフトウェア続出。
救出ファイル復元は修復できた。携快電話21は、修復できたが、「エントリー台数1台のみ」と表示された(ライセンスの関係)ため、アンインストール。Shuriken2014には修復機能はなく、機能追加をやってみたらエラーになったが、何故か其の後、動くようになった。
さて、いよいよ、Windows 10へのアップグレードである。
DVD-Rは、ThinkPad R61一号機にて、事前(7月30日)に焼いてあった。
8月8日の夜遅く、DVD-RからWindows 10にアップグレードしようとしても、Trend Micro Internet Security 2008を手動でアンインストールせよと言ってきて、進めぬ。
かようなものは、インストールされていない筈なのだが。(念のため、「プログラムと機能」や「プログラムとファイルの検索」でも確認した)
CCleanerでレジストリーを掃除してみましたが、変わらない。
アップグレードを最初からやり直してみたが、結果は同じ。
DVD-Rを介さずに(ThinkPad R61七号機で直接にダウンロードして)アップグレードを試みたところ、矢張り同じ結果。
ダメモトでMicrosoft Security Essentialsをアンインストールしてみたが、ダメだった。
今度はインストールされてるプログラム一覧に出てないCSSLauncher(Client Security Solutions)を削除してみたが、矢張りダメだった。
検索したところ、Windows 7インストーラに、アンインストール済みのソフトウェアの残滓に反応してたという、バグがあるという。Windows 10インストーラにも同じバグがあるのではないかと疑い、フォルダ「C:Program Files(x86)\Trend Micro」を削除してみたところ、通った!!。
直接ダウンロードからDVD-Rに戻し、アップグレード成功。8月9日の朝になっていた。
尚、DVD-Rからでも、Windows 7とのデュアル・ブートにはできなかった。
さて、Windows 10インストールは完了したが、Ethernetドライバが異常で、インターネットに繋がらない。
8月9日の午後、トラブルシュートを開始。
モバイルルータを用いてインターネットに接続し、オンラインでドライバを検索したが、ダメだった(ドライバは最新と表示された)。
結局、デバイスマネージャーで、デバイスを、一旦、削除(ドライバ毎)してみたところ、Ethernet繋がった。尚、ドライバを残してデバイスを削除しても、効果はなかった。
一応、Windows 10へのアップグレードができた。
前述のように、Windows 7とのデュアル・ブートにはできなかった。
Windows 7のシステム・レストア(リカバリー)は、可能のようである。
Windows 10インストーラのバグに悩まされたり、原因不明でEthernetドライバが異常でインターネットに繋がらなかったりという、トラブルに見舞われた。条件が変われば他にも問題が起き得ることは想像に難くない。パソコン初心者が孤立無援でWindows 10にアップグレードするのは、薦められない。
ThinkPad R61六号機<暑中見舞>では、Windows 7 Home Premium 64ビットをクリーン・インストールし、Windows 10 Home 64ビットにアップグレードした。
今回は、アプリケーション・ソフトウェアが載っているWindows 7 Professional 64ビットのマシンを、Windows 10 Pro 64ビットにアップグレードしてみた。
今回のマシンは、自分用である。Windows 10 Insider Previewをビルド10074の頃から試用していたThinkPad R61五号機が冷却ファン故障のため、ThinkPad R61七号機を引っ張り出したものである。尚、ThinkPad R61五号機のHDDは80GBであったが、今回はアプリケーション・ソフトウェアとデータを載せるため、HDDは320GBとする。
因みに、ThinkPad R61の中でも後期モデルの8930-AB1なので、ThinkPad R61五号機やThinkPad R61六号機と違って、「IBMロゴ」ではない。
アプリケーション・ソフトウェアとデータが載っていると言っても、普段に使ってるマシンを使うのはリスキーであるから、Windows 7 Professional 64ビットがクリーン・インストールされてるマシンに、普段用マシンからアプリケーション・ソフトウェアとデータを写したうえで、アップグレードする。
ハードウェアのカタログ・スペックは以下の通り。
機械番号:ThinkPad R61(8930-AB1)
プロセサ:Core2 Duo T8100(2.1GHz)
メモリー:1GB(PC2-5300)
HDD:120GB
FDD:なし
光学ドライブ:CD-RW&DVDコンボ
ディスプレイ:15.4インチ WSXGA+(1680画素×1050画素)
その他のデバイス:Intel X3100,無線LAN(a/b/g),UltraNAV,指紋センサ
ソフトウェア:Windows 7 Professional 64ビット
その他:IBM Referbished PC(リカバリメディアの作成はできません。ハードディスク領域からのリカバリは可能です。)
実際のハードウェアは、IBM Refreshed PCに過ぎなかった。

システムのプロパティでは、メモリーは2GB入っていた。取り敢えず、増設せずに、やってみることにする。
ThinkPad R61六号機<暑中見舞>では、自身でWindows 10をダウンロードしてインストールした。
これに対し、今回は一回DVD-RにISOイメージを焼いてみることにした。
Insider Preview ビルド10162のISOイメージを焼いたDVD-Rではデュアル・ブートが可能だったため、こうすれば、若しかするとデュアル・ブートが可能になる可能性があると期待してのことである。
http://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
7月30日の晩、「玄立」を使って、120GB5400rpmのHDD(42T1499,HGSTのHTS542512K9SA00)から320GB5400rpmのHDD(マーシャルのMAL2320SA-T54)に中身をコピィした。
HDD内でリカバリー領域が後ろにあると面倒だが、幸いなことにリカバリー領域が先頭にあるため、面倒なツールを使ってリカバリー領域を移動させる必要がなく、プライマリーパーティションを単に「ボリュームの拡張」するだけで済んだ。(そうでなかったら、パーティション・マスター・プロフェッショナルを使うだけのことだが)
HDDを交換したThinkPad R61七号機は、正常に立ち上がった。
次は、Windows Update等である。
7月30日深夜にWindows Updateを始めたのだが、196更新プログラムのうちの181個目をインストール中に朝食時間が来てしまったので、Windows Updateを強制的に終了した。
シャットダウンすると、更新プログラムの構成に30分ぐらい掛かった後、0745に電源が切れた。
で、朝食後に電源を入れると、「更新プログラムの構成に失敗しました」「変更を元に戻しています」の表示が続いた。
約6時間を掛けた180更新の全てがおじゃんになったのかどうかは、まだ分からない。
尚、181番目の更新中にメモリー不足ウォーニングが出ていた。64ビットWindowsには2GBでは不足なのかもしれない。話が逸れるが、ThinkPad R61六号機<暑中見舞>の2.5GBにも不安を感じたので、ThinkPad R61七号機の作業を一時中断し、ThinkPad R61六号機<暑中見舞>のメモリーを4GBに換装した。
閑話休題、7月31日の10時前、自動的に再起動した。
更新は、約5個を除いて、軒並み失敗していた。
その後、ずっと、Windows Updateを行ない、15時過ぎに、更新プログラムの確認を行なっても更新なしと表示された。
所用のため、丸2日ほどの間が開いたので、8月2日の午後、Windows Updateを実施。新たな更新なし。
次は、Microsoft Update。
4オプション。(Microsoft Security Essentialを含む)
いつまで待ってもインストールが始まらない。Microsoft Updateを強制終了。すると、Microsoft Updateウインドウの後ろに、Microsoft Security Essentialの会話型確認画面が隠れていた。
Microsoft Update再実行。4成功0失敗。
Microsoft Update、1オプション(Microsoft Security Essentialの定義の更新)。成功。
Microsoft Update、更新なし。
次は、ThinkVantagee System Update5.06.0037インストール。
ThinkVantagee System Update実行。1重要9推奨2オプション。
ThinkVantagee System Updateは、 MicrosoftのWindows 7 Update Module KB2661796 64bitを残して正常(ThinkPad R61六号機<暑中見舞>と同じ)。
その次は、Lenovo Solution Center2.8.004インストール。
Lenovo Solution Center実行。
相手がいないので無線LAN関係が引っかかった他に、SMARTドライブ・セルフテストで警告が出た。
HDDの包括テストを実施する。SMARTドライブ・セルフテスト以外に異常なし。
CrystalDiskInfo6.5.2インストール。
CrystalDiskInfoでは異常は検出されず。
Lenovo Solution CenterのHDD包括テストでも、トータルは正常と表示されてたので、良しとする。
また所用のために間が空いて、8月7日の夜遅く、ファイナルパソコン引越し9plusをインストール。
ThinkPad R61一号機(普段用マシン)から本機(ThinkPad R61七号機)に環境を写し始めた。
因みに、Microsoft OfficeやAdobeの各種アプリケーション・ソフトウェアは、ライセンスの関係で、写さなかった。
8月8日の1250に、環境写しが完了した。
32ビットWindows 7から64ビットWindows 7に環境を写したせいか、Shuriken2014や携快電話21や救出ファイル復元など、動かぬソフトウェア続出。
救出ファイル復元は修復できた。携快電話21は、修復できたが、「エントリー台数1台のみ」と表示された(ライセンスの関係)ため、アンインストール。Shuriken2014には修復機能はなく、機能追加をやってみたらエラーになったが、何故か其の後、動くようになった。
さて、いよいよ、Windows 10へのアップグレードである。
DVD-Rは、ThinkPad R61一号機にて、事前(7月30日)に焼いてあった。
8月8日の夜遅く、DVD-RからWindows 10にアップグレードしようとしても、Trend Micro Internet Security 2008を手動でアンインストールせよと言ってきて、進めぬ。
かようなものは、インストールされていない筈なのだが。(念のため、「プログラムと機能」や「プログラムとファイルの検索」でも確認した)
CCleanerでレジストリーを掃除してみましたが、変わらない。
アップグレードを最初からやり直してみたが、結果は同じ。
DVD-Rを介さずに(ThinkPad R61七号機で直接にダウンロードして)アップグレードを試みたところ、矢張り同じ結果。
ダメモトでMicrosoft Security Essentialsをアンインストールしてみたが、ダメだった。
今度はインストールされてるプログラム一覧に出てないCSSLauncher(Client Security Solutions)を削除してみたが、矢張りダメだった。
検索したところ、Windows 7インストーラに、アンインストール済みのソフトウェアの残滓に反応してたという、バグがあるという。Windows 10インストーラにも同じバグがあるのではないかと疑い、フォルダ「C:Program Files(x86)\Trend Micro」を削除してみたところ、通った!!。
直接ダウンロードからDVD-Rに戻し、アップグレード成功。8月9日の朝になっていた。
尚、DVD-Rからでも、Windows 7とのデュアル・ブートにはできなかった。
さて、Windows 10インストールは完了したが、Ethernetドライバが異常で、インターネットに繋がらない。
8月9日の午後、トラブルシュートを開始。
モバイルルータを用いてインターネットに接続し、オンラインでドライバを検索したが、ダメだった(ドライバは最新と表示された)。
結局、デバイスマネージャーで、デバイスを、一旦、削除(ドライバ毎)してみたところ、Ethernet繋がった。尚、ドライバを残してデバイスを削除しても、効果はなかった。
一応、Windows 10へのアップグレードができた。
前述のように、Windows 7とのデュアル・ブートにはできなかった。
Windows 7のシステム・レストア(リカバリー)は、可能のようである。
Windows 10インストーラのバグに悩まされたり、原因不明でEthernetドライバが異常でインターネットに繋がらなかったりという、トラブルに見舞われた。条件が変われば他にも問題が起き得ることは想像に難くない。パソコン初心者が孤立無援でWindows 10にアップグレードするのは、薦められない。
Posted by ちゆき at 05:17│Comments(0)