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2015年08月12日

日航JA8119機の墜落から丸30年

 もう、丸30年もが、経過した。
 改めて、犠牲者520名のご冥福をお祈りする。

 事故後、日本の事故調査委員会が原因をなかなか発表しなかったので、米政府筋が「ボーイングの修理ミス」だと意図的にリークしたと聞く。
 747-100SRの欠陥ではなく事故機特有のトラブルだと思わせるためであろう。
 4系統に分けられていた油圧配管が垂尾の付け根で一箇所に集まっており、遮断バルブも設けられていなかったため、「ハイドロ全部ダメ」になって「ナウ・アンコントーラブル」に至ったのであるから、設計の甘さは否めない。1系統でも生き残っていれば、不時着が可能であったろう。
 因みに、ボ社も、米企業としては異例に早く、自社の修理ミスを認めて、謝罪した。機体設計の甘さを追求されるのを避けて747の「安全神話」を維持するためであったことは、想像に難くない。



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